与那って、どんなところ?
-ABOUT YONA-
沖縄本島の北、やんばる国頭村の中にある人口約200人ほどの集落で、3方を亜熱帯照葉樹林の山に囲まれています。集落内では湧水の流れる音や、朝夕にはヤンバルクイナの鳴声、また、西側は海という立地なので波の音が聞こえるときもあります。動植物の種類も豊富で、散歩道には自然がいっぱい!
おじぃもおばぁも元気で子ども達の遊ぶ声も響く。どこか懐かしくて、いつの間にか気持ちが落ち着いてくる、まさに、わが心のふるさとがここにあるような集落です。
国道58号線の新与那トンネルを抜けたすぐ右手が集落の入口。
その先に広がる集落は、
魅力的な筋道(すーじぐわぁ)がたくさんあり、
流れるよんな~時間はゆったり。
昔懐かしい良き赤瓦の佇まいと、
集落の人たちの笑顔がそこにあります。
空を見て、雲を見て、山を見て、植物を見て。。。
時間を気にせずあなたの五感にたっぷりやんばるを感じてください。
遊ぶには事欠かない与那の郷。
集落散策、清流・与那川での川遊び、
与那の浜では潮干狩りも釣りも楽しめます。
先人たちが歩いたタカヒラの山歩きも開催しています(不定期)。
タイミングが良ければ、
集落の人たちのアタイグヮー(畑)で一緒に収穫をしたり、
山菜採りに出かけたりすることもできるかもしれません♪
高価な食材はないかもしれませんが、
山の幸と海の幸に恵まれている与那。
四季がないといわれる沖縄において、
それぞれの季節ごとの食の贈り物が集落には届きます。
野草の天ぷら、筍料理、ティラジャー(コマ貝)、
ナガー(川エビ)、カラギ(琉球シナモン)、
そして時にはヤマシシ(猪)も。
大晦日にはこのヤマシシそばで年越しをします。
「よんな~館」での宿泊の料理も地域食材を
ふんだんに生かしています。
かつて賊が集落を襲って来たとき、
勇気ある利口な与那の人々は一切ひるまず、
知恵を使って彼らを追い返したとされています。
そのことから集落の人々を表す言葉として、
「与那のジンブン(知恵)持ち」という意味で、
『ヨナムンダクマ』というようになったといいます。
また、『結のこころと強い絆』は
集落の人々が大切にしている言葉で、
このキャッチフレーズを心に、
みんなで力と知恵を合わせて暮らしています。
山原(やんばる)とは、
沖縄県沖縄本島北部の、山や森林など自然が
多く残っている地域のことです。
「与那」は、そんな山原の国頭村の中にあります。